チャットツールの種類は増えてきているので、選ぶのに迷ってしまいますよね。どのチャットツールが人気なのか、どんな特徴があるのかを知った上で選びたい方は多いことでしょう。
そこで本記事では、ビジネスコミュニケーションが捗るチャットツールを5つ厳選し、各ツールの特徴を比較解説します。リモートワークの導入を検討されているのなら、ぜひ参考にしてください。
リモートワークにチャットツールは必須
IT業界を中心にリモートワークを導入する企業が増えています。リモートワークにはチャットツールは必須になりますが、使い勝手によって仕事のやりやすさも変わってくるので、よく比較して選びましょう。
多くのチャットツールで無料版やお試し期間があるので、とりあえずひと通り使ってみて、機能やUIの使いやすさを比較して選ぶのが良いかと思います。
ビジネスコミュニケーションが捗るチャットツール5選
Chartwork(チャットワーク)
出典:Chartwork
国産のビジネス向けチャットツールと言えば、「ChatWork」が大定番です。多くの企業が導入しているツールで、ビジネスチャットツールを比較するならまずはこちらを試してみてください。
「ChatWork」はUIデザインがわかりやすく使いやすく、チャットツールを使うのが初めてでも操作に迷うことは少ないでしょう。料金もリーズナブルなので導入しやすいです。
チャットだけでなく、タスク管理、ファイル共有、ビデオ通話など、リモートワークに必要な機能を備えています。無料版は期間無制限で使えるので、まずは無料アカウントを作って使い勝手を試してみてはどうでしょう。
Slack(スラック)
出典:Slack
「Slack」は海外製ですが、日本でもシャア数の多い人気のチャットツールです。特にエンジニアから支持されていて、Webやアプリ開発を行っている会社では「Slack」を使っている割合が多いようですね。
「Slack」はコードを投稿できる「スニペット機能」、参加者同士で共同編集ができる「ポスト機能」、過去データを検索する機能など、エンジニアの共同開発や共同作業に便利な機能が備わっています。
エンジニア以外の職種であれば「Chatwork」で十分ですが、リモートワークで開発やプロジェクトの会議を行うのであれば「Slack」が向いているでしょう。
LINE WORKS(ライン・ワークス)
出典:LINE WORKS
おなじみの「LINE」が提供しているビジネス向けのチャットツールです。「LINE」の使い勝手そのままに、プライベートのアカウントとは別にビジネス用として利用できます。
音声通話やビデオ通話はもちろん、画面共有もできるので、画面を見せながら作業することも可能です。月額500円のベーシックプラン以上ならタスク管理もできます。
「Chatwork」でもスマホからチャットを投稿できますが、スマホから操作するなら使い慣れた「LINE」の方が早いかもしれませんね。LINEスタンプも使えるので、その点では「LINE WORKS」はチームメンバーとコミュニケーションをとりやすいツールと言えるでしょう。
Microsoft Teams(マイクロソフト・チームス)
Microsoftが提供しているチーム コラボレーションためのチャットツールです。
無料版でも最大300ユーザーでの利用が可能で、期間の指定もないのでずっと無料で使うこともできます。
「Office 365 Business」には含まれていませんが、「Office 365 Business Premium」と「Office 365 Business Premium」に含まれているので、Officeをお使いであれば使ってみてください。
WindowsだけでなくMacにも対応していますし、iPhoneとAndroidのアプリもあるので、スマホでも使えます。
Wantedly Chat(ウォンテッドリー・チャット)
ビジネスSNSの「Wantedly」が提供している無料のチャットツールです。グループ作成数・社員アカウント数は無制限、メッセージは無期限で保存が可能で、無料なのに充実した機能を備えています。
Officeファイル、PDFなどのファイルをドラッグ&ドロップで共有でき、スマホでも閲覧可能です。通信を「TLS プロトコル v1.2(SSL)」で暗号化しているので、セキュリティ対策もしっかりしています。
おわりに
チャットツールは基本的に無料で試せるので、気になるツールは片っ端から試してみてください。取引先やクライアントに合わせてチャットツールを使い分けることもあるので、よく使われそうなツールは入れておいて損はないでしょう。