シェアリングサービスは多様化していて、従来はなかったモノのシェアが生まれています。短時間や空き時間での利用を可能にすることでビジネスの幅が広がり、自営業者や個人の収益に貢献しているのです。
本記事では、数あるシェアリングサービスの中から注目のサービスを5つ厳選してご紹介します。新しいビジネスを探している方は、シェアリングサービスからヒントを探してみてはいかがでしょう。
注目のシェリングサービス5選
REQU
「REQU(リキュー)」は株式会社サイバーエージェントが運営するスキルシェアリングサービスです。2018年6月からサービスの提供を開始しました。
「REQU」では個人が持つ知識や特技を販売します。タレントやインフルエンサーといった著名人が参加していて、そうした方たちに個人で依頼ができるのがこのサービスの特徴です。
もちろん著名人以外の人も利用できますし、有名でなくとも高い専門知識や技術を持った方々がたくさん参加しています。
PicGo
「PicGo」はCBcloud株式会社が運営する軽貨物配送のマッチングサービスです。2016年6月から「軽Town」 という名称でサービスを開始し、2017年7月に「PicGo」に名称変更しました。
「PicGo」は「軽貨物」の配送に特化しているのが特徴で、個人で配送業を営むドライバーと荷主をマッチングします。個人配送業者であれば大手配送業者が敬遠する小さな荷物も請け負ってくれますし、料金は即日入金されるので配送業者にも大きなメリットがあるサービスです。
昨今、物流業界では人手不足の問題が深刻化していますが、「PicGo」のようなマッチングサービスが普及すれば、配送の依頼と受注を効率化が実現し、問題解決に一歩前進するのではないでしょうか。
スペイシー
「スペイシー」は株式会社スペイシーが運営する会議室のシェアリングサービスです。2013年にサービスを開始し、2017年には累計利用者数100万人を突破しました。
「スペイシー」は500円からという格安の価格で会議室を利用できるサービスで、1時間単位でレンタルができます。用途はビジネスの会議や打ち合わせ以外にも利用可能で、セミナー、勉強会、懇親会などでも利用されているようです。
通常、会議室のレンタルは利用料金がもっと高いものですが、「スペイシー」では空きスペースを利用することで低価格での利用を可能にしています。在宅で仕事をしておられる個人事業主やフリーランスの方はクライアントとの打ち合わせに利用してみてはいかがでしょう?
クラフトバンク
「クラフトバンク」はユニオンテック株式会社が提供する腕の良い建設職人の技術をシェアするサービスです。2018年3月にサービスを開始しました。
アプリから腕の良い建設職人に依頼ができるのがこのサービスの特徴です。建設現場や急な欠員が出た時、住宅やオフィス・店舗のメンテナンスを依頼したい時など、工事を請け負ってくれる職人さんを探すことができます。
職人に直接依頼をするので中間マージンは発生しません。職人は空き時間に仕事を請け負うことで収入アップにつながります。
akippa
「akippa」はakippa株式会社が運営する駐車場のシェアリングサービスです。2014年4月からサービスを開始しました。
「akippa」は空いている駐車場スペースを一時的に貸し借りできるサービスです。コインパーキングのような設備は不要で、利用者はアプリから空き駐車場を探して予約をします。
イベント開催時や休日のショッピングモールは駐車場やコインパーキングがいっぱいで駐車できないことがありますよね。「akippa」なら一時利用ができる駐車場を探せるので助かります。
個人間でスペースや資源をシェアする時代
シェアリングサービスでは個人間での貸し借りを可能とします。言わばC to C(消費者間での取引)をサポートするサービスです。
「akkippa」のように空き駐車場を一時的に貸し出すなど、個人間でスペースや資源をシェアする時代に来ています。使っていないスペースを放置するのはもったいないですし、収益化できるのであればしたいですよね。
ビジネスにするほどではないけれど、貸し出せるスペースや資源を持っている人にとってはシェアリングサービスは非常に有益なサービスだと言えるでしょう。
おわりに
今回紹介したシェアリングサービスは全体のほんの一部で、他にもまだまだ魅力的なサービスがあります。ビジネスは先に始めたもの勝ちなので、まだ誰もやっていないシェアリングサービスを探してみるのも面白いかもしれません。