フランチャイズに参入するなら
フランチャイズ参入を考える際、自分が興味ある業種や、既に社会的に認知度のある大手企業の本部から選ぶのも一つの方法ですが、やはり、できるだけ多くの情報から、自分に合ったものを選ぶことです。
ひょっとすると、自分の強みや既にあるスキルが、思わぬ未経験業種・業態に生かせるケースもあるかもしれません。
フランチャイズの本部企業は、どこも詳細な会社案内や加盟案内の資料・パンフレットを発行しているので、少なくとも10社くらいは資料を集め、詳しく比較検討してみます。
これ以外、雑誌でもフランチャイズ募集の情報を紹介しているものがありますし、ネットでも様々なフランチャイズ本部の情報やフランチャイズ参入のための基礎知識を提供しているところがあります。
書籍でもフランチャイズの入門書が数多くあります。
興味を持った業種や、資金等に見合ったものがあれば、電話やメール、また資料請求はがきなどで資料を請求してみます。
公的機関としては、日本フランチャイズチェーン協会があり、フランチャイズに関する様々な情報を提供しています。
協会主催の「フランチャイズショー」や、他にもフランチャイズを紹介する様々な展示会も開催されているので、積極的に足を運ぶとよいでしょう。
フランチャイズに参入するなら情報をあつめて!
ある程度情報を集めて比較検討すると、それぞれの企業の経営姿勢なども把握できるようになります。
企業の印象・理念や経営者の資質、将来性などをよく検討し、共感できるか、不安はないか、などを確かめます。
また、フランチャイズとしての事業年数、企業設立年月、沿革のほか、契約内容、資本金、従業員数、店舗数、直営店比率、出店数と閉店数などの情報を明確に開示しているかも確かめることです。
これ以外にも、マニュアル・ノウハウの提供がしっかりしているか、こまめに更新しているか、開業前、後のサポートはしっかりしているか、研修制度はあるか、経営不振の店舗に対してどのような対策が取られているか、などを良く確かめるのも大事です。