「起業したいけれど、果たして自分は社長に向いているのだろうか?」と疑問や不安を感じている方は多いのではないでしょうか。逆に言えば社長向きであることが分かれば前向きに起業できますよね。
そこで本記事では、トップに立つ人の7個の共通点をまとめました。起業したいという気持ちも大切ですので、あくまでも参考程度にご覧いただければと思います。
トップに立つ人の7個の共通点
社員を大切にする人
慕われる社長というのは社員を大切にしているものです。特にブラック企業が取り沙汰されることが多い現在ですから、社員を大切にしてくれる社長の元で働きたいと思う人は多いことでしょう。
個人事業主であれば一人で仕事できますが、会社となると社長一人が頑張ってもうまくいきません。働きやすさは社員のモチベーションに大きく影響するので、社員を大切にしている社長が経営している会社は成長しやすいです。
ただ、大切にするのと甘いのとは別ですので、厳しくするところは厳しくしなければなりません。そういった意味でも相手のことを考えて行動できる人は社長に向いています。
価値のある投資は惜しまない人
無駄な投資は避けるべきですが、社長が投資を惜しんでいるようでは会社は成長しません。節約するところは節約し、価値のある投資は惜しまない人は社長に向いています。
会社にお金を貯めていても何も生み出さないので、売上を伸ばすには投資が必要です。何が価値のある投資で何が無駄な投資なのかを見極められる社長が経営する会社は、きっと成長することでしょう。
設備だけでなく、人に対する投資も大事です。ケチな社長には誰もついていこうと思わないですし、自分は高級車に乗って高い服を着ているのに、社員の給料をケチる社長の元で働こうとは思わないですよね。
前向きな人
失敗してもくよくよせず、むしろ失敗をチャンスと捉えられるような前向きに考えられる人は社長に向いています。ネガティブに考えて前に進まない人よりも、失敗してもくよくよせず、前進するパワーを持った社長の方についていこうと思いますよね。
社長というのは人を引っ張っていく力が必要ですので、ネガティブな人よりもポジティブな人の方が成功しやすいです。社長になるのなら前向きに考えるようにしましょう。
決断力のある人
社長にはさまざまな場面で決断が求められます。決断が遅くなると後手後手に回ってしまい、ぐずぐずしている間にライバルに先を越されてしまうでしょう。
つまり、決断力がある人は社長に向いています。時には判断に迷うことがあるでしょうけれど、社長になれば嫌でも決断しなければなりません。
決断には責任が伴いますので、自分の判断に責任を持てる人でないと社長は務まらないでしょう。
視野が広い人
世の中は移り変わりが早いので、現状維持では置いていかれてしまいます。視野を広く持ち、ビジネスになりそうなものを見つけられる人は社長に向いているでしょう。
世間のニーズを知ることも大事で、そのためには広くアンテナを張っておかなければなりません。言い換えれば幅広く興味を持てる人が社長に向いているということです。
行動力のある人
社長になる人は行動力のある人が多いです。社長向きの性格の人は自分が動かなければ人はついてこないことを知っているので、率先して動きます。
また、いくらビジネスの計画に長けていても行動しなければ何も始まらないので、社長には行動力が必要です。口先だけで行動しない人は社長には向いていません。
数字に強い人
社長になると会社の財務を把握しておかなければなりません。財務諸表を読むことができるなど、数字に強い人は社長に向いています。
どんぶり勘定で経営していると黒字倒産するかもしれないので、数字が苦手でも勉強しておいた方がよいでしょう。その努力を惜しまない人は社長に向いていると言えます。
自分が社長向きの性格か知ることも大切
社長として力を発揮する人もいれば職人として発揮する人もいますので、自分の性格から向き不向きを知ることも大切です。個人事業主として経営するのか会社を経営するにかによっても違いますので、その点も考えておいた方がよいでしょう。
今回挙げたのは一例ですので、社長向きの性格はこの限りではありません。社長になってから社長らしくなる人もいるでしょうし、社長になって学ぶことも多いことでしょう。
社長に向いていないかなと思っていても、実際やってみれば案外合っているかもしれません。やってみないと分からない部分もありますが、起業する前に自分が社長に向いているか自己分析してみてはどうでしょう。
おわりに
どれくらい当てはまったでしょうか?当てはまった数が多い人は、社長向きの性格である可能性が高いと言えるでしょう。
当てはまった数が少なくても落ち込まず、社長になるために前向きに考えてみることも大切です。