「起業したいけどアイデアが思いつかない…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?確かにビジネスアイデアは簡単には思いつかないですよね。
そこで本記事では、起業したい人のためのアイデア探しの方法を5つご紹介します。ビジネスアイデアが思い浮かばないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
起業するならビジネスのアイデアを考えてみよう
起業の方法を大きく分けると、既存のビジネスを踏襲する、新しいビジネスアイデアを考える、この2つになります。細かく言えば既存のビジネスから新しいビジネスを考える方法もありますが、すでにあるビジネスで起業するか、新しくビジネスを立ち上げるかを考えてみてください。
アイデアがあれば起業が現実的なものとして見えてきますし、そのアイデアを実現するために何をすればいいかが見えてくることでしょう。これから紹介する5つの方法を元に、アイデアを探してみてください。
起業のアイデア探しの方法
あればいいなをビジネスにする
こういうお店があればいいな、こういう商品やサービスがあればいいなと思うものがあれば、それをビジネスにすることを考えてみてください。自分が「あればいいな」と思うものはまだビジネスになっていない、またはすでに存在していてもそれほど知名度が高くないので参入の余地があるかもしれません。
自分が欲しい商品やサービスであれば他の人が同じように感じている可能性があります。言わば自分を第一号のお客さんとして設定し、同じようにそれを求めている人に向けて行うビジネスの考え方ですね。
こういうお店や商品があったら流行るだろうなというのではなく、単純に自分が欲しいものを自分で提供してはどうか、というのがこのアイデア探しのやり方です。
周りに何か困っていることがないか聞く
自分の中で特にあったらいいなと思うお店や商品が思いつかなければ、家族や友達にどういうものがあれば便利と思うか、何か困っていることがないか聞いてみましょう。
困っていることを解決する商品やサービスであれば、ビジネスになる可能性が高いです。いろいろな人に聞いてみてると、同じような悩みを抱えている方が多いことが分かるかもしれません。
たとえば育児や介護で困っていることがあるけれど、それを解決できるサービスやまだないのであれば、それはビジネスのチャンスです。人に役立つビジネスでもあるので、やりがいも感じられるでしょう。
隙間産業を探してみる
競合の多い市場で後発から成功するのは難しいものです。特に個人で商売をするとなると、大手企業には資金や人材の面など敵わない部分があります。
わざわざ競争の激しいレッドオーシャンに飛び込む必要もないので、ブルーオーシャンの市場、つまり隙間産業を探してみましょう。
隙間産業は需要が少ないので商売になるのかという不安があるかと思いますが、需要はあるものの大手企業が手を出していないビジネスはあります。隙間産業には個人だからできるビジネスがたくさんあるので、そこからアイデアを探してみてください。
既存のビジネスを組み合わせてみる
どんな分野でもそうですが、既存のもの同士で組み合わせることで新しいアイデアが生まれます。ゼロから新しいビジネスを考えるのはそう簡単ではないので、思いつかないときは既存のビジネス同士を組み合わせてみましょう。
たとえば、既存のビジネスに付加価値を与えると、新しいビジネスが生まれるかもしれません。大手企業では難しい小回りの利くサービスであったり、かゆいところに手が届くサービスであったり、既存のビジネスにプラスアルファの価値を与えられないか考えてみてください。
日常からヒントを探す
多くのビジネスは日常にヒントが落ちているものです。それに気付きくかどうかが重要で、意識して生活すればふとした時に新しい発見があるかもしれません。
それこそ困っていることを解決する「あったらいいな」と思う商品やサービスを、日常生活から見つけ出すのです。すぐには見つからないと思いますが、普段の生活からアイデアを探す意識を持って生活してみてください。
ちょっと意識を変えて生活するだけで日常はヒントに溢れていることに気付くでしょう。
アイデアのヒントは意外と身近なところに
5つ目に紹介した「日常からヒントを探す」で解説したように、ビジネスアイデアは日常生活に転がっているものです。3つ目に紹介した「周りに何か困っていることがないか聞く」ことも同じで、自分から探しに行けば今まで見落としていたアイデアに気づけるかもしれません。
何も突飛なビジネスアイデアを考える必要はないのです。小さなアイデアが大きなビジネスに発展することもありますし、個人だからできることもあるでしょう。
実現できるかどうかは一旦置いておいて、こんな商品やサービスがあれば便利だなというものを考えてみてください。
おわりに
厳しい言い方をすれば「アイデアがあれば起業できるのに」というのは言い訳です。アイデアは自分から探しに行くものですし、身近なアイデアに気づけるかが起業できる人とできない人の差と言えるでしょう。
まずは、日常からアイデアを探す意識を持つことから始めてみてください。