オリジン弁当とは?
オリジン弁当は、1994年、神奈川県川崎市に「量り売りのお惣菜を豊富に品揃えしている新しい弁当屋」として誕生した持ち帰り弁当屋です。
半径500mという狭い商圏の中で、地域に根ざした家庭の台所代行業として、食生活の一端を担い、お客の健康に寄与したい、という思いから事業をスタートさせました。
できるだけ薄味に調理し、また保存料・合成着色料を使わないことで、日持ちはしなくても、素材の味が楽しめるようにと取り組んでいます。
このため、オリジン弁当は毎朝、店内で調理を行い、鮮度を大切にしています。
2006年3月、株式公開買付の結果、オリジン弁当はイオン株式会社の子会社となり、これに伴い、イオン浦和美園店などでオリジン弁当のコーナーが新設されました。
2006年8月には、オリジン弁当は大阪府茨木市にも開店し、関西地区に進出しました。
2011年4月からは、オリジン弁当の商品やノウハウが総合スーパー「イオン」の総菜売り場に導入され、これ以外にも、同年9月から発売されているイオンのプライベートブランド「トップバリュ レディミール」のチルド惣菜の一部製品の監修も行っています。
こんなこともしています
また、2012年12月には、オリジン弁当と中華東秀(本厚木駅東口店を除く)に電子マネーWAONを導入しました。
さらに、2013年2月には「オリジン弁当の食事宅配」を東京都江戸川区で開始し、食事宅配事業にも進出しました。
オリジン弁当の出店戦略の一つとして、コンビニがあるところの近くに出店する、という方法があるようです。
これだと、マーケティング、市場調査の必要がありませんし、コンビニがあるところは、周辺に一人暮らしの男性が多く住んでいます。
一人暮らしの男性からすれば、コンビニに買い物に来た際、近くにオリジン弁当があれば、ついでで出来たての弁当を買っていこうか、という気になるので、コンビニの客の導入が図れる、というわけです。
また、コンビニ側も、オリジン弁当に弁当を買いに来た時、弁当が出来上がるまでの間、近くのコンビニに行って飲み物を買ったりする、ということで、相乗効果が期待できるのです。