ヨコイのあんすぱがフランチャイズに!
あんかけスパゲッティのヨコイは、2015年6月16日、初のフランチャイズ店として、ヨコイ豊橋藤沢店をオープンさせました。
ヨコイは現在、名古屋市内に2店を運営していますが、2015年4月に、かに料理、焼肉など多数の業態を直営・フランチャイズチェーン展開している甲羅と共同出資でフランチャイズの本部となる新会社を設立しました。
甲羅は東海地方のほか、関東にも展開する方針で、年内に10店の出店を目指すとしています。
あんかけスパゲッティは、ゆで置きした太めのスパゲッティをラードや植物油で炒め、中華料理の餡のような粘性とコクのある辛味の効いたソースをかけた料理で、1960年代に愛知県名古屋市で登場したスパゲッティ料理です。
ミートソースを名古屋のたち人の嗜好に合うように仕立てたものとも言われていますが、そ〜れで働いていたヨコイ初代の山岡博氏が考案し、後に独立してスパゲッティハウス ヨコイを立ち上げたことから、元祖はヨコイ、発祥はそ~れと言われます。
ヨコイのあんすぱ
ウインナー、タマネギ、ピーマンなどの具材が一般的ですが、ピカタ(豚肉黄金焼)やエビフライなどの具がトッピングされたメニューもあります。
仕込みからお客の口に入るまで、1週間以上かけて仕上げる、オリジナルのミートソースもおいしさの秘訣となっています。
肉類のトッピングはミラネーゼ、野菜のトッピングはカントリー、肉と野菜の両方盛りはミラカン、そして魚介類のフライをトッピングしたものはバイキングと呼ばれ、 エビフライや目玉焼きなどのトッピングも自由に加えることができます。
最近人気が高まり、今は名古屋独特の食文化として、名古屋めしの一つに挙げられることもあり、愛知県には、専門店が数多く、喫茶店で食べられるところがあります。
ヨコイの強いブランド力と、全国に284店舗を展開する甲羅の出店ノウハウにより、今後は東海エリアから関東などにもあんかけスパのブランドを展開していくとしています。
これにより、名古屋の食文化がより広まることになるかもしれません。